2025年に観た映画

  1.  機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-
  2. キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド 
  3.  Detective Chinatown 1900
  4. サンダーボルツ* 
  5. ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング 
  6. リロ&スティッチ(配信、初見)
  7. ドールハウス
  8. スーパーマン(2025) 
  9. ファンタスティックフォー(2025) 
  10. 事故物件ゾク 恐い間取り 

 

去年の: 2024年に観た映画

以下、感想など

 

ジークアクス

映画館で観た時は本当に「一体何が始まるんだ…?」という衝撃に打たれて結局3回も見たが、テレビ版放送後はまあこんなもんかって感情が強いかな。Beginningに煽られた期待に応えてくれたかと問われると、残念ながら「いいえ」としか。

キャプテン・アメリカ4

キャプテン・アメリカ4と思ったらハルク2(但しハルク不在)だったでござるの巻。
個人的には結構良かった。

Detective Chinatown 1900(唐探1900)

出張で東南アジアへ行ったらなんか日本でやりそうにない中国映画が英語字幕付きでやっていたので観てきた。Detective Chinatown(唐人街探案)というシリーズの4作目だが、直接的な繋がりのないプリクエルだかスピンオフなので問題なく観れた。これを書く際に調べたら一応日本でも「唐人街探偵 」というタイトルで過去作が出てるけど聞いたことがない。2・3作目はUNEXTで配信されてるけど何故か1作目はない。4作目の1900はそもそも日本で(まだ?)出てない

中国映画はあまり観ないしぶっちゃけジャッキー・チェンがおかしくなってから観てないからかなり久しぶりだし今の中国の映画がどういうものかさっぱり分からなかったが、色々と新鮮だった。

1900年のサンフランシスコで中国人の詐欺師がなんだかんだで探偵となり殺人事件を捜査する話だが当時のアメリカらしく人種的な問題が大々的に取り上げられている……と思いきや、中国人に対する差別以外は一切描写されないし、なんならアイルランド系とかネイティブの描写がかなり差別的だし、そして最後には「だからアメリカより中国の方がずっといいさ!」という結論に落ち着く。

 いやー、新鮮だった。 一応中国人(中国系)に対する差別に関して言っていることは間違っちゃいないからそこだけはテーマがしっかりしているけど、それ以外の要素で色々と台無しになった。あとミステリーものとしては三流、コメディとしてはゴミ。ユーモアセンスが壊滅的で寒いだけ。 

 

サンダーボルツ* 

前々からディズニープラスのクソドラマで話をややこしくしているのはコミックスと同じ轍を踏んでいると言っているが、雑に主要(だった)キャラを殺すというコミックスの悪い癖まで付けてきた。デッドプール&ウルヴァリンでディズニーが~MCUが~脚本が~ケヴィン・ファイギが~とかギャグで言ってたが、なにひとつよくなっていないから笑えないわボケ。

コミックスのセントリーは割と好きだけど実写版はイマイチ。でもレッドガーディアンは良かった。

(ちなみにセントリーもコミックスで雑に殺された) 

 

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング 

いつものMIとしか。

 

リロ&スティッチ

実写版を観ようかなと思ったけどよく考えたらアニメ版を観たことがなかった(てか00年代以降のディズニー映画はほぼ観ていない) ので配信で初めて観た。ちょっと駆け足気味だけど面白かったしCG・実写じゃないディズニー映画はかなり久しぶりだったけど動きに驚嘆し続けた。

 

True Detective 

映画じゃなくドラマだけど一応。

前にシーズン1だけ観たが、今回シーズン1~4を通して観た。どれも面白かったけど客観的・総合的に一番出来が良かったのは3で個人的に良かったのはユニークな舞台の4。1がヒットしたからシリーズ化したものの、個人的にはそこまで…というのが正直な感想(2~4を今まで観てなかったのもそのため)。2は……決して悪くはない。悪くはないけど、良いとも言えない。結末が中途半端で描写不足だしもうちょっとなんとかならなかったのだろうか。でも2の主題歌が一番好き。

 

ドールハウス

以下、Twitterに投稿した感想:  

お人形を雑に扱う不届者が天誅されるなかなか類を見ない爽快な映画で、主人公の礼ちゃんが結構やんちゃでちょうど同時にやってるリロ&スティッチのスティッチを想起させる。ランドリーバッグの中で野生動物みたいに唸るところはとくに可愛かった 

…とまあネタはそこまでにして人形ホラーの映画って案外貴重なので変に捻ることなく基本に忠実なのは良かった。個人の好みとしてオカルト要素はどうも胡散臭く感じるから後半より前半のサイコロジカルホラーの方が良かったけど 

それはそうとホラー映画の最後の最後のバッドエンドがもはや王道なのは分かるけどやはり「何も解決していない・完結していない」感が強くてどうも好きになれない

 あと死人が出てないのが割と意外

ホラー作品に出てくるオカルトyoutuberなんて雑に殺されるための役なのにまさか生き残るとは。後半でまた話題に出た時はネットニュースで全員不審死したって言われると思ったわい

あと
・ジャンプスケアはチープで見る度に白けるからいい加減に入れるのを止めて欲しい
・エヴァ的な精神攻撃もそろそろやめて欲しい。最近洋画でもよく見かけるし 


スーパーマン(2025年版)  

 ジェームズガンのユーモアセンスはやはり合わなかったが、いつものシニカルな面を抑えてくれたので気にするほどではなかった
スナイダー版のロイスの正直意味不明なところが多かったので今回のリアリストは良かったし、ナイーブで馬鹿正直なクラークと対比させたの◎

最大の不満点は、SNSとかプロパガンダやフェイクニュースに騙される大衆という舞台装置にはいい加減飽きたからもうやめて欲しい。てかスナイダー版のルーサーあんだけクソだったのになんで同じキャラにしたんだよ

 

ファンタスティックフォー(2025)  

結局ギャラクタスの色合いがリアル調(笑)だったけどちゃんとデカい人だしモールマンとかにも出番が用意されてたりコミック感があってまあまあ良かった。

ギャラクタスだけ実質スナイダーバース 

 

事故物件ゾク 恐い間取り 

なんだかんだで面白かった前作と違ってちっとも面白くなかった。 

振り返ってみると前作は結末以外はまあまあ良かったので、結末の問題だけ解消すればいい映画で出来上がるはずなので今作には密かに期待していたので、本当にがっかり。だって今作は結末どころじゃなく全編が酷い。てか事故物件が少ない上に扱いが中途半端で端折られる。4つしか出てこない上に4件目は事故物件ですらなく(てか純粋な事故物件は1件目だけ)もはやタイトル詐欺だし、しかも最後はホラーですらないクソ感動モノ 。

全体的に脚本が飛ばし飛ばしでキャラの関係性が全然伝わらないし主人公のキャラ付けも不自然過ぎておかしい。友達が死んだって言われても5分前に初めて合った大した関わりもない奴といつから友達になった?としか。行間を読むにも行すらない状態。台詞で友達って言ってるから友達!みたいな雑さ。

感想を漁ったら〇〇くんがイケメンで可愛いから感動した!!!!的なのばかりでお察し。いや俳優自身は悪くなかったし(演技は悪くなかったのでどちらかといえば脚本がいけない)、前に見たミステリという勿れも感想がそんなんだった裏腹に案外良かったからアイドル映画だからってクソとは限らないが。まあ今回は大外れ。普通にクソ映画。

一応1、2件目の演出はまあまあそこまで悪くなかったけど(※前作には遠く及ばない)、3件目は前作ラストと同レベルの白けるチープさだったし、4件目はホラーですらないクソ泣かせ感動邦画と化しててクソ寒い。どうしてこうなった。

おっさんが実は幽霊だったって明かされるシーンも、わざわざフラッシュバックを入れているところなんて明らかに視聴者を馬鹿だと想定しているという印象。
 
ゴミ。 

 

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